アクセス解析サミット

川崎で開催されたイベントに参加。
ざっくり各セッションの内容をまとめました。

いやしかし。感想としては
・セッション軸からユーザー軸へ。
・数値がすべて。改め、ユーザーを見ることがすべて。
この二点に集約されているあたり、端境期な感じが素人的にはしました。

数字は正直。
でも数字から理解できること、想像できることは限界もあり、「それでもそれがアクションである」という視点と、とはいえ「その数字が各ユーザーのどんな状況や背景からくるものか」を知ることと知らないことでは限界に大きな差があること。

そして、数字を見ているわたしたちひとりひとりが、思い込みや妄想をもった個人に過ぎないこと。

そんな現実を自覚する謙虚さが、実はとっても大事なんじゃないかと思いました。
できるだけ、今サイトの目の前にいる人の気持ちになることはとても難しく、想像の限界を自覚した上で、できるだけヒントを探ろうという謙虚さが、定性と定量の垣根を越え、真の意味での「理解」と臨場感、モチベーションを生むのではないかと感じました。

そんな動機が原点の組織であるべきだし、できるだけ、「何のために何が知りたいのか」。前者はできるだけモニタの前の人たちのそれであり、後者はできるだけ、満足度を高いサイトを運営していく上で必要なビジネスゴールを満たすそれであるべきだな、と思いました。

ビバ! 現場!

登壇者のみなさま、とっても勉強になりました。ありがとうございました!
個人的には、検索に長くかかわってきた人間として、ユーザーローカルさんのリファラ数値に衝撃を受けました。

結果、人がTPOごとに満足できる情報を提供できることが善。
その意味では、ソーシャルに対して検索が提供できる情報が何か。
どこを目指すべきかも、情報全体の最適化とビジネスゴールとの二軸で見直す時期がきたのかも。と思いました。

うちの現状にしょぼーんだけど、自分なりにがんばらないと、なのです。