バナーちら見ゲーム

新聞広告や雑誌広告。
あーーーこないだみたアレ、というときに、保存さえしていればもう一度見ることができる。空間を占めるものの強さ。

ネットのバナー広告は、同じものを見るのが一苦労。超一期一会で、リロードすれど、同じ広告にもう一度遭遇できる確率がないことだってある。

これは結局、所有されるものと、所有するものというメディアの差でもある。
新聞や雑誌は、誰かの手に渡って所有され、その範疇で空間を占め続ければ、情報として生き続ける。

ネット広告は、掲載されたサイト上の出来事。バナー広告なら掲載しているサイトに決定権やら所有権がある。連動型広告なら出稿者側に。

それぞれのバナー、広告のリンク先をブックマークすればいいだろうという気もするが、それが雑誌の切抜きをクリッピングする感覚と同じかといわれればちょっと違う。

うーーん。いや、単純にもう一度同じブランドパネルを見る方法があってもいいんじゃないかなって思ったのです。履歴とかなんとか。
それくらい使い手に選択肢があってもいいんじゃないかな、と。

いや、というのもですね。「カワズ君の検索生活」で紹介した「オフィちゅラブ」ゲームのぱくりバナーが出てたんですよね。テレビ番組ネタもソースにするそのタフネスによくもわるくもびびり、もう一回見たいなーと思ったのに見る術なし。なんか一方的だなあ、バナーちら見ゲームでも開発してくれよ、と思った次第でありました。