FINAL HOME SURVIVAL-ADDICT EXHIBITION

津村さんもFINAL HOMEを始めて長いです。
公園で寝ているおじさんたちにぜひプレゼントしたくなるこのウエアは、
人間が身体+これだけで環境に適合できることを目指す、名前の通り、ウエアでありホーム。

くるりの「ワールドエンドスーパーノヴァ」の一節で「ライブステージは世界のどこだって」という詞がある。
FINAL HOMEはまさにそんな感じ。外であれ内であれ、春であれ冬であれ、世界のどこにいたって、そこが自分の場所になる、という非常に自由度と同時に難易度の高いコンセプト。
そう、自由って難しいのです。
その先についてくる現実という枠組みを引き受けるならば。

そんな意味で、FINAL HOMEのコンセプトを実際のウエアから体感するのは難易度が高いのですが、こんなファッション業界の対極みたいなことにこだわりつづける人は貴重ですよね。

この展覧会では、
ヒロ杉山宇川直宏、佃弘樹とコラボしたウエアや作品を展示。
アートはファッションかっていうと難しいものがありますが、どうでもいいのです。
要は意外と生活でしょ?

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@ナンヅカアンダーグラウンド
日程 2006年2月19日〜3月19日