2007年のGoogleランキングで属性を考える

ざっとは見ていたんですが、年明けにランキングまとめ記事をまた見まして。

ライブドアニュース ← FPN ← newsing

(それにしてもいまだにnewsingが盛り上がってるのかいないのかがわからなくて、面白いのかどうかも分からない。。。)

で、昨年は一部で物議を醸したGoogleの年間ランキング。
今年は超ストイックに仕上がってます。
どのへんがかというと、ゆれとして合算したワードを並列表記するほどに。
こうしとけば、誤解もないしいいっちゃいいんですけど、
なぜそのゆれだけ?って疑問も出てしまうし、むずかしいものです。

おそらく2007年はかなり本来の数値に近いんだろうなという前提で見てみると、やっぱりYahoo!とはかなり傾向が違います。感覚的に総じるなら、「ネタ」的検索が強いといった感じ。
Yahoo!では、毎日多くの人が当たり前に使うサイトや事象に関する検索がやっぱり強かったり、エンタメでも視聴率やジャニーズが出ているといった出演者に依存するところが大きい。
Google初音ミクが有名人で3位とか、これ明らかに画像検索であたらない云々の影響もあるとは思いますが、現在のGoogleの検索ボリュームを考えても、それだけでこの底上げはありえない。
「アッコにおまかせ」騒動があったり、リア・ディゾンとのモーフィングがあったりと、こねたの蓄積でこの順位かな、と。
ひぐらし」と「らき☆すた」のこの順位もやっぱり尋常じゃないです。2006年のデータが正確に出ていたなら、確実にエンタメ1位は「涼宮ハルヒ」だったでしょうね。

今回の2例をとっても、「ひぐらし〜」はテレビに映画化にと、さらに斧女などという言葉と一緒に時事問題としても話題になったこともありますが、全体に大きい意味での「ネタ」性がある感じがします。
いわゆる世間での認知度や話題性と別に、ネット上では大きく盛り上がっている状態。
職場なんかで話題になることはないけれど、コミュやブログでは書き込み多数みたいなものでしょうか。

こうやって見ると、やっぱりGoogleのユーザーはネット利用度が高く、ネット上の話題に敏感な人たちなのかな、と。
しかしこういった「ネタ」もの、検索結果はほんとに難しい。求めている内容が、人の属性によって大きくぶれるから。課題っす。