Google@カンブリア宮殿

今日は、Google@カンブリア宮殿の日。
こんなに早く帰ることないですが、仕事ですから!

出演したのは社長の村上さん。
全体の流れは、

1.GoogleEarthのプレゼン(by及川さん)

2.アメリカ、日本の雰囲気

3.ミッションについて、村上氏の説明
「あらゆる情報をインデックス化」

1.セルフスターターであれ
2.「どうしましょう」は禁句
3.上司の時間は部下のもの
4.会社は踏み台


4.アドワーズ
今回は小規模クライアントは、大田区にある空港駐車場が成功例。誠実そうなご夫婦
月100万から、現時点では予約だけで500万。
代理店とからめて登場したのは保険関係。アイレップに密着

5.tips
・もしかしてサジェスチョン
・「-」機能
・計算機能
・125ユーロを日本円で、的な自然言語検索

6.ブック検索
ブックフェアの話題、慶応大学との共同会見
村上龍が、「時代の流れは止められないが、アクセス権を奪われるのがこわい
あちらの村上社長「問題おきてないです、情報がどこにあるかを指し示すだけ」

以下雑感。
さて、指し示すのがいいことと、悪いことで、ずいぶん違う。。
「インデックスにのせているだけ」と、「検索結果というサジェスト」では論点が違うだろう。このあたりが検索サービスがメディアとして認知されるほどに首を絞める部分だが、Googleはここ、特に日本ではうまく逃げていると思う。
今回も、Earthを冒頭にもってくることで、「直接の目的をもたないぶらぶら探し物」で導入。おもしろいものがでるなあ、というところから入るのがうまい。
これが、アドワーズが先だと、若干雰囲気が違うと思う。
特に今回の代理店部分は、結局南極お金はらってりゃ上位じゃん感がでまくってたので。
村上さんが、広告も情報価値がないとだめだということで、「お金とクリック」を×て表示させているところに重点を置いてフォローしていましたが。
ちなみに、今回の観客100名はアドワーズクライアント。効果があったのは86人ということでした。

全体に今回は地域系の検索結果の説明が多かった。
認知がまだまだ低いGoogleトランジットにはかなりおいしいプロモーションになった気がする。駅名でなく検索できて、ルートが見れて、周辺検索が同じ画面の流れでできるという、便利さが前面に出ていた気がする。明日はアクセスすごいだろうなあ。


Googleは、無料でサービスを提供することが大切だいう。
有料にすると、サービスの質を落としてもお金をもうけようとしてしまう。
そこで彼らは、「情報価値の高い」広告によって収益をあげることで、サービスの質を落とさず、よりよいサービスを提供していこうとしている。

一昔前であれば、広告への嫌悪感ももっと強かっただろうし、広告にも情報価値を持たせているといわれれば、なんとなく悪い気がしない。
それ以上に、いかに多くの人が、アドワーズを広告と知らずにクリックしていることか。クリックした上で、1サイト、自分の検索した結果での一情報源として有効であれば、広告であろうが、何であろうがじっさいのところ関係ない。

人の行為に伴う感情しだいで、提供されるサービスへの印象派大きく変わる。
それは、一言で「質」というよりも、「文脈」のようなものかなと思う。
人の行動の流れにおいて、いかに自然な提供ができるか。
バランス感覚が求められているなあと思う。

機能を盛り込んで便利を押し付けるのとは違う。
使い手の文脈をこちらもいかに心地よく描けるかなのかな、結局。