豊田道倫@無力無善寺

前後しましたが、豊田さんの高円寺ソロライブに行ってきました。
7時半スタートで、到着したら9時過ぎてましたが、
それでも結構聴くことができました。
久しぶりで、すごく嬉しかった。

愛と歩いて、町を行く
人体実験
アルバ
UFOキャッチャー
CRAZY LOVE
移動遊園地
新宿

アンコール
guitar song

などなどなど
題名がいまだに一致してないんです。
初めて聴く曲は3曲位でした。

わたしはやっぱり豊田さんの曲が好きです。
以前は聴いているとひりひりしたのですが、
最近はすごく安心します。
「愛と歩いて、町を行く」とか、
ものすごく偶然で現実の隙間の一瞬のことかもしれないけれど、
穏やかで安らかな時間を感じることができます。

わたしも自分が何者か全然わかりません。
というより、何者にもなれてません。
でも、そういう歯がゆさとは別個に、
果たして「こう感じているわたしという人間はなんなんだろう」と、
半ば白々しく、ものすごく先までまっすぐでまっ白な砂漠みたいな気持ちになることがあります。
答えがないことなんて、とっくにわかっているくせに、
それでもそこに何となく戻ってきてしまう。

豊田さんの曲を聴いていると、この砂漠がときに美しく、
そこに一瞬交差する街中のネオンや、心の中に移ろういろんな風景、
虹色だったり、グレーだったり……そんなものが、
等しく現実として受け入れられるような錯覚に陥ります。

人並みに親の心配をしたり、他人の出来事に悲しくなったり、
そしてそういう気持ちを、自分の小さな見栄や体裁が凌駕してしまったり。

最近の豊田さんの曲は、その辺りを曲ごとにきっちりと歌い分けている気がしています。割と短めだったりするけれど、その曲ごとに、歌っている気持ちに誠実である感じがします。
昔の曲は、長い1曲の間で揺れ動いて、混乱して、いらついていたのが、どんどんシンプルになってきている気がします。

どっちもとても好きですが、今の自分はまだまだくるくると気持ちが乱れる状況から進歩していないことを実感しました。


7月に有楽町で、
カンパニー松尾氏が撮影したライブ映像、トークセッション、豊田さんのライブという構成でイベントをやるそうです。
1000円だとか。
まだ詳細あがってませんが、必ず行こう。

と思って
ハマジムのサイトを見たら、スタッフ募集してたんですね。。。
いいなあああ。働いてみたい。こんな会社。

何となくvelvet under groundの「Femme fatale」を聴いてます。
午後。
はっ!仕事しろよ、、、