スマパンの周辺が熱いです。

スマッシング・パンプキンズ関連が活躍してます。

日本でもBEAMSとコラボでブランドを興したりしていたイーハ。
今度は映画「リンダ リンダ リンダ」でサントラを担当
女子高生が最後の文化祭でブルーハーツコピーバンドと脱力奮闘する青春映画です。

でもって、トリビュート盤も詳細が発表に。
ビリー・コーガンのソロは間もなく発売。
確か前に12インチはソロで出てましたが、
何となく美しいだけの音に終始していた記憶が。
とおもったら、「アドア」もメンバーの変わったスマパン名義みたいですね。
しかもアルバムだったみたい。。。

そうだ、その後にZWANもありましたね。

アルバムに期待です。

「メロンコリーそして終わりない悲しみ」は、本当に全ての楽曲が素晴らしく、一節を聴いただけで涙が出るような名曲ぞろいです。
発売当時、みんなで「こんな素晴らしいアルバムが出ただけで、今年はいい年だった」みたいな。「アイデン&ティティ」風にいうと夢想家なことを言い合ったステキな思い出があります。

悲しくなるほどに美しいメロディーと、寒くなるほどに澄み切ったギター。
自分の好きなウエットで水のようなギターサウンドは、かなりこれに近いものがあります(その前でいうと、日本の「dip」でした。。。)。

歌詞をよく覚えていませんが、「約束」とか、「今夜、この瞬間」しかない儚さや、失われていくものへの執着とあこがれ、そんなストイックながらも神秘的な世界だった記憶があります。

その前のアルバムには、

今日はいままでで最高の日
明日のためになんか生きられない
明日はあまりにも長すぎる
ここを出るまでに 両目が焼き尽くしてしまう
人生で許される以上のものが欲しかった
両目を保つためにあくせくするのはうんざりだった

こんな歌詞があります。
ものすごく刹那的で、苦しいほどに欲望が深く、
ストイックなまでにけだるい。
どこかに甘い希望を託すような、矛盾した世界観がよく現れた歌詞だと想います。

そして自分は、この90年代的かもしれない世界から、
まったく成長も進歩も遂げていないことに、我ながら呆れます。 笑。